日米における不動産の違い2

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ロサンゼルス不動産と日本の不動産では異なる点が様々ありますが、今回もその中から3つお伝えいたします。

【前回はこちら】日米における不動産の違い

リノベーション

建物の維持管理方法として、日本においては「リフォーム」の方が馴染みが深いかもしれませんね。一般的に、日本では下がった不動産価値を元に戻す・不動産価値の下落を防ぐためにリフォームを行うことが多いと思います。しかしロサンゼルスを含めたアメリカでは、物件の価値を上げる・建物を刷新するためにリノベーションを行います。一言でいうと、リフォーム=マイナスからゼロに、リノベーション=ゼロからプラスにするというイメージです。
賃貸不動産の場合でもリノベーションをすることにより賃料が上がる事が頻繁にあります。前回も少し触れましたが、アメリカでは築年に対する抵抗がありませんので、こういった文化が根付いたのかもしれません。

賃料

賃料の違いはどうでしょうか。東京都の1Kの平均賃料は約8.3万円ですが、ロサンゼルスでは10万円を超えてきます。大都市圏である東京都とロサンゼルスを比べると、ロサンゼルスの方が少し高いことが分かります。
しかしもう少し掘り下げてみるとどうでしょうか。注目すべきポイントは「更新時の賃料」です。日本での契約更新の場合は大概賃料据え置きとなり、仮にテナントが退去し空室になると募集賃料は徐々に下がっていく傾向にあります。しかしロサンゼルスでは、慣習として更新時に賃料が上がることが前提であるため、長期で貸し出すことによって収入アップが見込めるのです。ただエリアによっては、レントコントロールと呼ばれる(上げられる賃料の上限が決まっている)条例が設定されています。
米国不動産の投資家にとって更新はメリットとなりますし、そういった環境であることが投資先として選ばれる理由の一つと言えそうです。

賃貸管理

投資の要でもある「賃貸管理」。日本でも管理体制や対応の質にバラつきがあると思いますが、アメリカの場合はどうでしょうか。大方予想通りといえるかもしれませんが、「海外らしさ」である大雑把でルーズな面が出てきます。これは文化、慣習、性格などの違いからであり、アメリカに限らず世界で見てもご多分に漏れずといったところでしょうか。
さほど重要でない・緊急性のない工事は、計画時よりも大幅に時間がかかったりすることも頻繁にあります。しかし逆に、生活に重要な内容(例えば真夏のエアコン故障など)の対応は早く、時にはオーナーの許可なく変えることもしばしばあるくらいです。そのようなこともあり、物件管理を依頼する際は「日本人=日本人の感覚・心が分かる」スタッフがいるところにお願いするといいかもしれません。

日米の不動産の違いを知ることで、なぜロサンゼルス不動産が投資先として選ばれるか、その理由をお分かりいただけたかと思います。

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