【アメリカ不動産用語】エスクロー|第三者預託

2021年4月28日不動産情報,不動産用語,手続き

エスクロー制度の仕組み

1947年にカリフォルニア州で導入された「エスクロー(Escrow)制度」は、現在ではアメリカでの不動産取引をするうえで欠かせないシステムです。これは、売主と買主のどちらにも属さない中立的な第三者機関によって、取引の安全性を保つことが目的とされています。
契約が決まり両社がサインをしエスクローを開設し、決済・登記移転が完了した段階でエスクローが閉鎖されます。その期間に発生する金銭の受け渡しや書類等の事務処理はエスクローを介して行われます。期間は一般的に30日~45日です。キャッシュバイヤーの場合は早ければ1週間から10日程度で終わることもあります。

米国不動産取引の透明性

このエスクロー業者は、カリフォルニア州政府により認可・免許を付与された公的なもので、定期的な講習と更新が行われています。その専門知識やスキルをもって、物件にかかる権利の証拠を調査する資格・役割を有しているのです。
売主は不動産を販売するうえで物件権利を正確に証明する必要があり、それをもって売買成立後にエスクローエージェントは買主からの預かり金を売主側に渡すことになります。仮に正当な証明ができなかったり何かしらの不具合があるなど、エスクローによって売却を認めるに至らないと判断された場合は売買不成立となります。
このようなシステムがあることで、買主がより安心して不動産の購入をできるのです。これが「アメリカの不動産取引は透明性が高く安全に取引ができる環境」といわれるポイントでしょう。

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