なぜ日本ではなく、アメリカなのか!?

2021年6月17日マーケット関連,不動産情報

日本と比較した海外不動産の魅力はどのようなものがあるのでしょうか。

資産価値が落ちない ⇔ 将来のキャピタルゲイン期待

まず一つ目の理由について、これはよくネットや様々な企業のセミナーでも言われていることですが、資産価値つまり不動産価値が年々上昇しています。実際に下の図の通り、アメリカのメジャーな都市の過去20年の不動産価格指数をみると、2009年のリーマンショック前後で下落に転じたものの、その後は右肩上がりで上昇を続けています。ロサンゼルスにおいては、リーマンショック前よりも上がっていることがわかります。

図1

日本では一般的に不動産価値が購入時よりも下落していくと言われますが、アメリカでは売却時のほうが高くなることのほうが多いのです。

圧倒的な空室率の低さ ⇔ 建物供給数と人口増減バランス

二つ目の理由は、アメリカは日本と比較すると低空室率であるという事です。日本は平均すると15%超は空室率があると言われていますが、アメリカでは平均で約7~8%程度で推移しています。もちろん日本もアメリカも都市によって異なりますが、この要因として新規建物建築数と人口増減が関わってきます。新規建物建築数においては、日本は新築文化と言われるほど新築が好まれ、リノベーション自体も価値のアップのためではなく、維持又は下落を留めるという考え方が根強くあります。新規が日本ほど建たないアメリカでは、リノベーションを施工し価値を上げて売却するという考えのため、根底から建物に関する文化が異なります。
また、人口増減においても日本は既に人口減少に突入しており、アメリカはその逆で堅調な上昇を継続しています。
この二つの要因からわかるように当然空室率はアメリカのほうが低くなります。

賃料収入額の増加 ⇔ 賃金上昇等による経済成長

三つ目の理由は、二つ目の理由からもわかるように「空室率が低い」という事は「安定的な賃料収入が得やすい」ということです。さらに、物価上昇に連動して賃料改定が毎年行われることも多いアメリカでは、年間2%ほど賃料が上昇する傾向にある反面、日本では賃料アップどころか建物の築年数が古くなればなるほど一般的には賃料が下落していくと言われます。

通貨強弱

四つ目の理由は、通貨の強さが顕著であることです。日本人が使用する「円」とアメリカ人が使用する「ドル」では、そもそも世界の流通量が大きく異ります。さらに、為替の動きを見ても2020年春に暴落した各通貨ですが、その後経済回復期待が高まったイギリスやアメリカの後手後手国として日本の円は最弱通貨とまで言われる事態になっています。各国とのクロス円通貨為替を見ると、コロナショック以降は目まぐるしい円安傾向にあり、今後も長期的にみると円安が続くのではないかと囁かれています。

今回取り上げた日本とアメリカの比較項目というのは、よく耳にすることが多いことにはなりますが、もう少しミクロ経済レベルまで視点を落とし込むことで、資産を持つなら日本ではなくアメリカ含めた諸外国を選ぶ方がリスクヘッジになるであろうということが少しでもご理解頂けましたら幸いです。

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