【アメリカ不動産用語 】アプレイザルレポート|不動産鑑定評価書

2021年4月21日不動産情報,不動産用語,手続き

アプレイザルレポート

アメリカ不動産を購入時に融資を利用される方は多くいるかと思いますが、融資審査時にアプレイザルレポート(Appraisal Report)と呼ばれる書類の提出が必要となります。これは不動産の適正な市場価格を客観的に評価したもので、融資をする金融機関がその物件の担保価値やリスクなどを調べ融資額の査定をするための大切な書類です。鑑定は州ごとのライセンスを取得した専門スタッフであるアプレイザーが行います。

鑑定方法

どのような鑑定方法があるのでしょうか。
①Sales Comparison Approach(市場価格比較法)
物件を売り出した場合にどのくらいで売れるのか、近隣の同様の物件がいくらくらいで取引されているのか
②Income Approach(収益還元法)
物件を貸し出した場合の家賃相場から、どのくらいの価値があるのか
③ Cost Approach(原価法)
土地の取得や建物を建設した場合にどのくらいの費用が掛かるのか
上記の3つから、1番評価額が高いものになるのですが、実情としては①市場価格が最も現実的かつ参考にされると言えます。

日米における建物価値の考え方の違い

日本では不動産を購入した場合、建物の価値は経年減価しいずれ評価額が0になるわけですが、アメリカの場合は中古が市場の80%を占めるように、住宅としての価値を評価します。なので築古物件でもきちんとしたリフォームや増改築などの管理をしていれば、購入時より評価額が高くなることもあり得るのです。
アプレイザルレポートはアメリカ不動産取引をするうえで、購入者や金融機関が安心かつスムーズに購入できるよう、大事な役割を担っているのです。

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