なぜ1棟アパートメント投資はコンドミニアムよりも魅力的なのか?
その理由は大まかに以下のとおりです。
経費率が低い傾向
一つ目の理由ですが、コンドミニアム(日本でいう区分マンションに近い)では、HOAという経費項目がかかります。これはHome Owners Associationの略称で、日本でいうところの共益費や修繕積立金に近いニュアンスになります。
コンドミニアムではこの費用項目が固定資産税と修繕費と並んで重くのしかかりますが、1棟アパートメントではこれがありません。さらに1棟アパートメントでは共用部の修繕についても自身の判断で実施できるため収支コントロールが可能です。
空室リスク分散
二つ目の理由は、当たり前と言えば当たり前ですが、複数ユニット(部屋)を所有していることになるので、仮に1ユニットが空室になっても他の部屋の賃料収益でカバーすることが可能で、よく問題にもなる融資返済ストップに陥ることも避けやすいです。
リノベーションによる不動産価値増の期待大
三つ目の理由は、日本ではなかなか想像しづらいことかもしれませんがアメリカやイギリスでは主流となっています。日本でのリノベーションは物件の価値を維持または下落を留める手法と捉えられがちですが、先述の2か国では全く異なる意味合いになります。実際に、リノベーションをすることで不動産価値を上げるために大多数の人たちが取り組んでいます。通常コンドミニアムの場合は自身の保有する部屋内部(専有部)のみ工事可能ですが、1棟物件でしたら部屋内部に加え壁や屋根、庭や共用部も可能です。おおよそ外装を塗装したりするだけでもかなり印象が変わるので、賃料アップや売却時に好影響となります。
格安で購入可能
四つ目の理由は、資金に余裕があるのであればコンドミニアムよりも1棟アパートメントを買わない理由はないと言えることです。
例えば、コンドミニアムが1ユニット当たり$35万で購入できるエリアで、6ユニットが入った1棟アパートメントの物件を購入するときに、1ユニットで計算するとおおよそ$150万程度で購入可能になる場合もあるのです。つまり、1ユニット当たりの単価で考えると$10万程度も割安になります。つまりこれは、当然利回りに影響してきます。
今回は、コンドミニアムと比較し1棟アパートメント投資の優位性にフォーカスしてお伝えしましたが、コンドミニアム投資の優位性もまたの機会にご紹介したいと思います。
どちらも魅力的な投資ですが、もし資金に余裕のある方であれば是非1棟投資をお勧めいたします。それは、四つ目の理由でも少し触れましたが、1ユニット当たりの価格で見たときに割安で購入できるという事と、それにより高利回り=インカムゲインが期待できるからにほかなりません。またデータを見ましても高利回り案件が多いことも事実です。
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